差押書
2010年7月15日
自分のマンションや住居が差し押さえられるというのは、とても苦痛です。その差し押さえを象徴する書類差押書です。これは、競売になる1歩手前の状態を表してします。
滞納による差押えは、滞納者の特定財産について、法律上もしくは事実上の処分を禁止したものです。その上で、売却出来る状態にする最初の手続きになります。差し押えは、滞納者の意思に関係なく実施される強制処分であり、その通知として差押書が送付されてきます。実際に差し押さえられると、抵当権者は自力執行権に基づいて差押財産を換価る権利を有するものの、差し押えによる所有権の抵当権者へ移転しなくなります。
差押書についてもう少し見ていくと、一括弁済を請求され住宅ローンの残金を支払う事が出来ない場合は、つまり対象となる不動産を競売にかける事で、債権回収をするために差押えの申立てを裁判所に行います。この申立てが受理されると、裁判所から法務局に対して差押登記の委託がなされます。その上で、法務局は対象となる不動産の登記簿に差押登記をします。その後、債務者に対して不動産競売開始決定が通知されます。
自分の住居が差し押さえられる前、つまり差押書を貰う前に出来ることは、速やかに任意売却を検討する必要があります。自宅を競売に掛けられることは、精神的にも大きな負担となりますし、差押書を見るだけでも苦痛になるという方も居ます。出来る限り、競売にならないように、任意売却を専門業者に相談してみましょう。