委任状
2010年7月23日
委任状というのはさまざまな書類の申請や届出などに関する特定の行いを代理人などの第三者に委ねるという意思を記した文書のことです。委任状は本来は特定の行使権を持たない者に重要な権利を委ねることになるため特に注意して発行する必要があります。
任意売却で住宅などの不動産の売却を専門家や不動産業者に依頼する場合にはこの委任状が必要となります。しかしまだ住宅の売却に関してふんぎりがつかない人の場合、「委任状を書いたら何が何でも家を売却されてしまう」と思い込んでしまう人もいます。しかし実際にはこのような強引なケースはほとんど無いと言って良いでしょう。
委任状はこのように任意売却を行う際にも重要な書類の1つですが、書き方に関しては規定されたルールなどは特にありません。ただし日付、委任する旨をはっきりと明言した一文、申請人と代理人の氏名や住所、申請人の押印などは最低限盛り込まれている必要があります。
また任意売却の場合でも不動産業者などによっては、必ずしも委任状の提出を求めない場合もありますが、このような場合であっても委任状はしっかりと作成して渡しておく方が賢明です。万が一委任状を作成しなかった場合にはそれを盾に取って債権者が任意売却に同意しない場合があるからです。また委任状が無い場合には、評価証明書などを発行してもらうために本人が時間を設けてわざわざ区役所や市役所などに足を運ばなければならなくなります。この他にも委任状を取り交わさなかったためにさまざまな連絡などを自分で行わなければならなくなるケースがあります。