任意売却を行う際に必要となる抵当権抹消応諾申請書とは、文字通り住宅などの不動産に課せられている抵当権を抹消することに同意する旨を申請する書類です。任意売却を行う場合にはその課程でさまざまな書類が必要となりますが、この抵当権抹消応諾申請書も不可欠となる書類の1つです。抵当権抹消応諾申請書は任意売却を依頼した不動産業者など専門の業者の仲介によって購入希望者が確定した後にすぐに必要となります。逆に言えば購入希望者が現れることによって初めて抵当権抹消応諾申請書の作成が可能になるわけです。

任意売却における抵当権抹消応諾申請書の内容は基本的な書式は各社でほぼ同様のものが用意されています。まず最初に日付を記入し、次に債務者の住所、氏名、電話番号(携帯電話番号)などを書き入れ、実印による押印をします。これらの記入欄に続いてあらかじめ抵当権抹消応諾に関する記述が印刷されています。その内容は「債務者である私は残債務について担保物件を売却することで売却に必要な費用等一覧に記されたとおりに、売却代金を返済に充てることを申出します。また同時に延滞損害金の減免についても承認をお願いいたします。売却代金によっても返済できなかった残債務に関しては後日の協議の上で誠意を持って弁済し、特約火災保険に関しては債権証書の返還の前後の関係なく、貴殿の債権が残存する限りは解約して残債務に充当してもらうこと、および複数の質権者がいる場合は充当の額面や方法についても貴殿の定めに従うことを同意します。」などという文章になっています。

抵当権抹消応諾申請書の後半は仲介業者名やその所在地、電話番号また売却価格、購入希望者の概略として購入希望者の氏名、個人であるか法人であるかの明記、電話番号、また添付書類として「売却に必要な費用等一覧」が有るか無いかのチェック欄などと続きます。