実査チェックシートの作成は任意売却でマンションを売却する際にももちろん必要となります。ただしマンションの場合は基本的に土地に関する情報は最小限となっており、その分建物や建物内部に関する情報が多く盛り込まれています。なおここでは触れていませんが任意売却では戸建てにしてもマンションにしても実査チェックシートとは別に価格査定書の提出も必要となります。任意売却で提出する価格査定書の主な内容は、査定対象物件の所在地や名称また取引事例などの他対象物件のプラスポイントとなる要因や評点を記入する欄および対象物件のマイナスポイントとなる要因や評点などが含まれています。最後にこうした評価を元にして査定価格が算出されます。

さてマンションの実査チェックシートに話を戻しますと、まずは調査を行った年月日を記入し、マンションの持主の氏名、物件の所在地を記入します。基本情報はマンション名、最寄り駅や路線および駅からのバスや徒歩による所要時間、総戸数、専有面積、階層、間取り、築年月日、施工業者などを記入します。

次に住戸位置としてエレベーター設備の有る無し、開口部分の方位、日照の状況などを書きます。専有部分の眺望や景観は重要なポイントの1つです。また敷地内に駐車場が有るか無いかももちろん記載します。交通・立地に関する項目として周辺環境が優良住宅であるかどうかなどを記入します。騒音や振動がある場合はそれも記入しなければなりません。土地の権利に関しては「所有権」、「地上権」、「貸借権」から選びます。その他バルコニーや売れやすい物件であるかどうかの判断、外装の仕上材や状況、建物のグレード、セキュリティの状況、管理状態、角部屋か否かなどに至るまで詳細に記入します。また最後の備考欄には任意売却で有利となるポイントがあればこの欄を利用して記入することになります。